私も持っているHSP気質とは?
最近、HSP気質と言う言葉を良く耳にするようになりました。
耳にはするけど、HSPって何なの?って思っている方にわかってもらいたくて
書くことを決めました。
良く聞くHSPとは?
HSPとは、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」の略語で、
生まれつき、「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」の事を指します。
5感が非常に敏感で、耳からの騒音、目からの光、鼻からの匂い、口からの味覚、肌感覚として
周囲の環境までもが気になります。
又、非常に敏感な感受性から、相手の気持ちが手を取るようにわかり、自分事のように捉えて
しまい膨大な量を思考する為、非常に疲れやすいと言われます。
そんな私もHSP気質です
HSPならではの悩み
因みに私もHSP気質です。子供の頃は気付かなかったのですが、大人になり20代前半に就職を
してから自分がHSP気質であることを知りました。
学生の頃から何となく”生きにくいな”という気持ちを持っていました。
HSP気質であると知った時は、不思議と自然に受け入れられ、今までの生きにくさが肯定された
感覚を味わいました。
【だから生きにくかったんだ】
そう思った時、とても安心感を覚えました。だって生きにくかった理由が明らかになったからです。
でも、安心感を感じたのは始めだけで、後に【だから生きにくかったんだ、悔しい】と思うようになり
自分を責めるようになりました。
- 満員電車での近い人との距離感
- 駅のアナウンスの騒音
- 駅構内での周囲の目
- 仕事での上司からの指摘
- 人とのコミュニケーション(相手からの評価)
様々な事が気になり、自分を見失い他人の為に生きている、そんな人生を歩むようになりました。
同じHSP気質の方々へ
5人に1人(全国民の20%)の方が生まれながらにしてHSP気質を持っています。
日本人口1億2500万人のうち、2500万人はHSP気質であることになります。
本当に辛い気質ではありますが、弱みばかりではありません。逆に強みにもなります。
- 満員電車での近い人との距離感 ⇒人との距離感を大切にして接する事ができる
- 駅のアナウンスの騒音 ⇒イヤホンで音楽を聞きながら過ごせる
- 駅構内での周囲の目 ⇒人の事を良く理解できる
- 仕事での上司からの指摘 ⇒素直に受け入れられる
- 人とのコミュニケーション ⇒相手の気持ちがわかる⇒心配りができる
HSPの方は、とにかく共感力がとても強いので、誰とも上手く接することができます。
その代わり、家に帰るとグッタリして何もできないほど疲弊してしまうのです。
辛い時も多いですが、特性を強みに変えて楽しんで生きていきましょう。